京都伝統工芸 匠の技を広く伝えたい

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ミーヴは伝承されてきた図柄と京友禅の技を様々な形で表現し、新たな価値の創造へ向けて挑戦(イノベーション)します

ミーヴの京友禅伝統工芸士は自らの身体を鍛え、培った匠の技とオンリーワンの信念を持ち、日本の友禅着物を支える引染の技と伝承の図柄を未来に伝え続けたいと考えます。

コンセプト
1.自然環境を大切にする心
2.伝統工芸士が伝承するオンリーワンの技
3.弛まぬ挑戦(イノベーション)への志

隄染工としての役割

 隄染工は今日まで京友禅の引染一筋で創業百年以上の歴史を守り続けています。
ひとつの着物を作り上げるために多くの行程を経て行きますが、そこにはそれぞれ専門の職人の技が息づいているのです。その行程のひとつが隄染工が継承する引染(ひきぞめ)です。
 近年は若年層を中心に着物人口が減ってきています。生活の西洋化、着物の高額化、着物を着る機会の減少 などが要因に挙げられますが、そのことは京友禅の伝統工芸の技の衰退にも直結していることも否めないのです。また着物離れをくい止めるために機械化されたローコストな商品の量産も伝統技術の継承をきびしくしています。
 しかしながら隄染工は、世界に誇れる日本の伝統技術の結実である「着物」の未来を信じ、自らの手が生み出す本物の技を信じ伝統工芸「引染」を継承し続け、若い方々に本物の技を伝え続けたいと考えます。

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ミーヴ染工房が描く未来

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引染の技が持つ可能性に挑戦して行きます。

 独特のグラデーションが表現できる友禅染めの技法「引染(ひきぞめ)」。その技を極めた伝統工芸士隄信雄(隄雄生)は新たな価値の創造に挑戦するため、工房がある京都壬生の地で「ミーヴ染工房」を立ち上げ、引染でしか表現できない技を綿帆布に込めました。
 
 当初、絹と綿の違いから京友禅で培った引染の技をもってしても思うようには染めあげられませんでした。試行錯誤の末ようやく納得の染めが仕上がり、今この手染め帆布を「粋布(すいふ)」と名付け世に送り出せる物作りができるようになりました。

ミーヴ染工房は布と染めがある限り手染めにこだわり、和と洋の垣根を越えた一品一品手づくりの温もりある商品の中に、日本の伝統工芸の染めの技を込め続けます。
 
 まさに隄染工で培われた確かな技に裏打ちされた引染帆布であることが「粋布(すいふ)」の魅力なのです。

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